「花粉の少ない森づくり」により、健全な森林を次世代に継承
森林は、水を蓄え、災害を防ぎ、二酸化炭素を吸収するなどの公益的機能を有し、様々な恩恵を与えてくれます。大都市東京でも4割が森林であり、都民の生活に重要な役割を果たしてきました。しかし、伐採・更新されず手入れがされないままのスギ・ヒノキ林が増え、森林の公益的機能の低下に加え、花粉症をもたらす原因にもなっています。このため、広く都民の方々の理解と協力を得て、こうした森林において伐採と花粉の少ないスギ等の植栽と下刈りなどの保育管理を行う「花粉の少ない森づくり」に取り組み、森林の循環を促進しています。あわせて普及啓発活動として、「東京のマラソンの森」においてチャリティランナーを招待し、一般の方々との交流による植樹イベントも予定しています。