イベント
ONE TOKYOプレミアムメンバー限定イベント
『第7回 ONE TOKYOランニングクリニック ~シーズン直前最終チェック~』を開催いたしました!
10月25日(土)、『第7回ONE TOKYOランニングクリニック』が開催! この日はマラソン大会出場が直前に迫ってきているONE TOKYOメンバー が多数参加!今回もオリンピアンや日本を代表する講師陣を招いて、 レース直前に特化した内容について指導していただきました! |
<実施内容>
第1部セミナークリニック:講師がマラソンを語る~市民ランナーへのアドバイス~
第2部ランニングクリニック:ランニングフォームの基本技術、実践的ランニング
<講師のご紹介>
・新宅雅也(ロサンゼルスオリンピック 10000m代表、ソウルオリンピック マラソン代表)
・浅井えり子(ソウルオリンピック 女子マラソン代表/国際陸連レベル1公認コーチ)
・園原健弘(バルセロナオリンピック 競歩代表/日本陸連公認コーチ)
・大崎栄(バルセロナオリンピック 10000m代表/東海大学准教授)
・大島めぐみ(シドニーオリンピック5000m代表、アテネオリンピック10000m代表)
・川上優子(アトランタ・シドニーオリンピック2大会連続10000m代表)
・高橋千恵美(シドニーオリンピック10000m代表、セビリア世界陸上10000m代表)
・川嶋伸次(シドニーオリンピック マラソン代表/旭化成陸上部コーチ)
・前河洋一(日本陸連ランニング普及部長、上級コーチ/国際武道大学教授)
第1部のセミナーは『「クリニック講師がマラソンを語る」~市民ランナーへのアドバイス~』というテーマで実施!
参加されたONE TOKYOメンバーのランニングに関する悩み事や疑問に講師陣が答えてくれました!
ONE TOKYOメンバーの質問① |
「大会直前に体調を崩してしまったことがあり、トレーニングを控えるべきか、多少無理してでも継続すべきか判断に 迷ったことがあります。正しい選択はどちらですか?」 |
浅井講師の回答 |
「迷ったら休憩しましょう!無理してトレーニングしても身になりませんよ。 また無理し過ぎると怪我をする恐れもありますので、ぜひ休憩をとっていただきたいです! 大会直前で焦る気持ちは分かりますが、普段からトレーニングを積んでいれば直前で少し休んだくらいは 大きな問題にはならないですよ!」 |
ONE TOKYOメンバーの質問② |
「レーススタートの3、4時間前からタイツを履いているのですが、長時間締め付けても問題ないのですか?」 |
大崎講師の回答 |
「最近のタイツは素材が改良されているので、長時間履いていても問題ないと思いますよ。 程良い締め付けがあなたのランニングをサポートしてくれるはずです。 タイツの一番の効果は寒さ暑さの防御であると思います。体温調節の一環としてタイツを使用することを おすすめします。」 |
ONE TOKYOメンバーの質問③ |
「今持っているシューズを履くと中指に血豆ができてしまいます。スポーツショップに行ったら少し大きめのサイズを 勧められました。 どちらを選ぶべきでしょうか?」 |
園原講師の回答 |
「迷ったら少し大きめのサイズにしましょう!血豆ができるということは圧迫されている証拠です。 血流が阻害されている可能性がありますよ! シューレースを結んで歩いた時に踵がしっかりホールドされているシューズを選びましょう! トップアスリートではない限り、ジャストサイズの靴を履く必要はないと思います。 血流を滞りがないことを優先してシューズを選んでください。」 |
ONE TOKYOメンバーの質問④ |
「疲労を残さずレースに臨む方法を教えてください。」 |
川嶋講師の回答 |
「練習をしてやりっぱなしではなく、栄養と休養をしっかりとり、ライフスタイルに合わせたトレーニングプランを 作りましょう。 特にレース直前は睡眠をしっかりとってください! ライフスケジュールを自分用にカスタマイズすることも1つ楽しみですよ。」 |
ONE TOKYOメンバーの質問⑤ |
「マラソン完走に向けてトレーニングする際に意識すべきポイントを教えてください。」 |
川上講師の回答 |
「初級ランナーは30km地点で一気に脚が停まってしまう傾向があります。 フィニッシュまでペースを落とさず走り切るには“筋持久力”が重要です! 低い負荷を数多く与えることで筋持久力は高まります。 日頃のトレーニングに筋持久力トレーニングを盛り込んでみてください。」 |
ONE TOKYOメンバーの質問⑥ |
「レース直前に炭水化物を多く摂っていますが、レース後半でスタミナ切れになってしまいます。 何を食べたらいいですか?」 |
高橋講師の回答 |
「まずは日頃からバランスの良い食事を心掛けましょう。 レース直前は消化が悪い食べ物は避けてください。 特にトンカツやステーキなどのこってりしているものは消化がとても悪いので要注意です! もし肉を食べるのであれば、蒸し鶏やしゃぶしゃぶがおすすめです。 炭水化物を単純に摂取するのではなく、代謝を助けるビタミンB群を多く含んでいる豚肉、大豆も一緒に摂りましょう。 また、燃焼するために必要な栄養素がビタミンとミネラルです。 これらは野菜や果物に多く含まれているので積極的に摂取しましょう! レース後半のスタミナ切れは糖質が不足しているケースが考えられます。 羊羹、バナナ、カロリーメイトなどがおすすめです。」 |
ONE TOKYOメンバーの質問⑦ |
「レース1週間前のトレーニングではどの程度走ればいいですか?」 |
新宅講師の回答 |
「とにかく、オーバートレーニングは避けてください。 レース1週間前なら10~15km程度を走り、ベストコンディションで当日を向けることを念頭におきましょう! 30km走などの練習は必要ではありますが、レースの3週間以上前に実施していただきたいです。」 |
ONE TOKYOメンバーの質問⑧ |
「レーススタート直前のウォーミングアップについて教えてください」 |
大島講師の回答 |
「スタート直前は多くのランナーで混雑していてウォーミングアップするスペースを十分に確保できないことが ありますが、そういった時でもスタートするまでウォーミングアップを欠かさずしてください。 手首、足首など小さな部分のストレッチだけでもいいので、動かし続けることで体が冷めにくくなりますよ! またワセリンをお腹や太腿に塗っておくことで体温が低下しにくくなります。 ぜひ試してみてください。」 |
今回は“トレーニング方法”“アイテム”“食事”について豪華講師陣からレクチャーしていただきました。
ONE TOKYOメンバーの疑問点がたくさん解決され、今後のランニングライフに役立てていただける内容でした!
第2部は各グループに分かれて、実技をスタート!
まずはグループ毎で記念撮影を行い、クリニックの内容・目的についてレクチャー!
Aグループ:フルマラソン3時間半以内の記録をお持ちの方
(川嶋コーチ)
Bグループ:フルマラソン3時間半~4時間半以内の記録をお持ちの方
(新宅コーチ、大崎コーチ、川上コーチ、高橋コーチ)
Cグループ:フルマラソン4時間半以上の記録をお持ちの方
(浅井コーチ、園原コーチ、大島コーチ)
レクチャーを終えると、防災公園でウォーミングアップ!
効果的なストレッチ方法やランニング前に有効的な準備運動を実施!
ウォーミングアップが終わったらランニングフォームチェック&ドリル!
レベルに応じた距離とスピードでランニングを行い、皆様楽しんでいただけました!
最後は東京ビッグサイト前で記念撮影!
ご参加いただいたONE TOKYOメンバーの皆様、本当にお疲れ様でした。
今後も、ONE TOKYOメンバーの皆様にご満足いただけるような、イベントやクリニックを企画して参ります!
イベントやクリニックに関する詳細や参加者受付開始日時等はONE TOKYOのメルマガでも追ってご案内
させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。